長岐和彦遺作+HOBO Karas展 「この先にはもう行けない」
会期:2025年4月29日(火/祝) 1日のみの特別展示/販売
11:00-17:00 入場無料
会場:トラムニストギャラリー
2022年急逝した美深町在住の画家、長岐和彦の遺作、ガラス片絵画と
白濱雅也と白濱真紀が2024年礼文島滞在中に制作した作品の展示。
長岐が心血注いだ作品を少しでも残すための1日限りの販売展示です。
長岐和彦は長年、行政の仕事に携わりながら詩情豊かな抽象絵画を描き続けてましたが、その絵画はやがて書のようなモノクロームの禁欲的な作品に至ります。それはまるで道北の冬の風景のようです。晩年にガラス片による表現と出会うことで無数のガラス片をちりばめた作品を発表、亡くなる前まで没頭しました。冬の氷雪の輝きを求めて絵の具による表現を越えようとしたその遺作は風土に根ざしたものとして訴えるものがあります。